弓道 「40・50・60代から始めた人」のコツ・ポイント・体験談 1

「弓道 「40・50・60代から始めた人」のコツ・ポイント・体験談 1」のまとめです。

弓道、上手下手はありますが、体力的なハンディがほとんどありません。
技術の向上を目指す中で、自らの内面を見つめることになります。

もともと、弓道は鉄砲の伝来以来、その実用性をほぼ失いました。それにも関わらず武士の表芸として重要視されてきました。それはなぜかというと、内面を整えることができるものだからです。弓道というスポーツは試合で人と的中を争うという面もありますが、個人的には自らの充実の追及しかないものです。
初心者も達人、名人も全く同じことを、同じ条件の中で行います。そんなものは弓道をおいてほかにないと思います。

年齢相応の精神的なレベルまではすぐに上達します。40代半ばなら、まだまだ始めるには十分な若さです。
立って歩けるうちは100歳になってもできます。現役、100歳の弓引きは結構います。それが高校生と同じ条件で試合ができます。

弓道は年齢に関係なく、体が動く限りできるので、やりたい時が始め時です。
定年退職後に始め、国体に行った方や、習っていた先生は、40代から始め、範士になられた方です。

ちなみに私も社会人になってから始めました。今は仕事と育児でお休みしていますが、子供が小学校に上がったので、近々復帰予定です。

永年一般道場で初心者教室に携わっています。

弓道は定年退職後に始める人も多く、現在開催している弓道教室の最高齢者は68才です。
現在昼と夜の2教室を同時開催していますが48名中16名、すなわち全体の3分の1が50才以上です。

50代ならまだまだ大丈夫ですよ。
他の武道を経験している方は何かしらの共通点があるのでしょう、上達も早いです。