弓道 「会」の技・テクニックのコツ・ポイント 1

「弓道 「会」の技・テクニックのコツ・ポイント 1 」のまとめです。

会について、あくまで私の個人的な見解、ですが、

呼吸・体を整え、意識を集中すること。

整えるとは、うちおこし~ひきわけで筋力を使うので、筋肉を落ち着かせ、ブレの無い、素直な離れへの準備。
意識の集中は狙いを定め、ブらさずに保つ。
こんなトコでしょうか。

ちなみに私の会は14秒前後です。

会とは、については教本を鵜呑みにするか、、、
自分にとっては体中の伸びあいと離れを出す間合いを図る時間だと思っています。

会の時間についてですが、短いことがなぜ悪いか→上から降りてきたものを水平に飛ばすのだから、あまり短いと力の流れが下向きになってしまう伸びや詰めあいを確認する時間がないと徐々に崩れる「雑な射」になりやすい

長い→本当にそれだけの時間伸びあいを続けられるならそれもいいかと思いますが、多くの人は「持っているだけ」です。
的に向かって筋トレをする必要はないし、集中するのに時間がかかるなら、打ち起こす瞬間からもっと集中したほうがいいかと。

で、もうひとつは、背伸びをすることを考えてください。
ばんざいの体勢から背伸びをして、見てください。
のびたー!と感じるまでの時間を計ってみてください。
それが、理想の「会」の時間だと思っています。
その延びきった瞬間が離れの瞬間だと思います。

それ以上伸びない=姿勢を維持しているだけ=持っていると考えています。

弓道始めたときは無駄に14、5秒あった会も最短で1、2秒になっていました。
一般の方に相談したら、「会なんてなくても良いんだよ。自分がちゃんとできていると思ったら」と言われました。
その人も会は3秒くらいでしたが的中は良かったです。
そう言ってもらって少しですが会がのびました。
会をもたなくては、という気持ちもどうでも良くなりました。
教本は難しく書いていますがそういうことなのではないでしょうか。

会で気力を充実させ、離れで気力の解放など僕にもよくわかりませんが…
僕も前は早気で困ってました。
その時指導者から教えてもらったことはまず会の状態にきたら身体と弓のバランスを整えてから矢線上に張り合って先手の腕などの関節をのばして馬手の張り合いを気持ち張ってみることでした。そして自然と離れがくるのをまちます。
たったこれだけをイメージするだけで僕は早気からは抜け出すことができましたね。