柔道 「寝技(全般)」の技・テクニックのコツ・ポイント 9

「柔道 「寝技(全般)」の技・テクニックのコツ・ポイント 9」のまとめです。

寝技が弱い=練習してない です。今からでも遅くありません。
今までより寝技に比重を置いて練習してみては?
寝技が強くなると立技の展開も幅が広がってくると思います。

正直な話高校レベルなら寝技のレベルはかなり低いので下からの攻撃方法(横返し、十字など)や亀からの攻め方などを半年も学べば本当に強い奴以外には余裕で通用するでしょう。
基本は下から足を利かせて攻めることと、根気よくエビなどで戻していくことです。
すぐにあきらめて抑え込まれてしまうと上達しません。

また抑え込みでおすすめするのは崩れ上四方固めに向かう方法です。
たとえば、内股で投げる→すぐに脇を差して崩れ袈裟固め→横四方固め→崩れ上四方固めや
ハーフガードから腕を縛って抜く→横四方固め→崩れ上四方固めなどです。
崩れ上四方固めは比較的抑え込みやすく、また相手に完全に密着し、腹で相手の顔をつぶすことができるので比較的堅いです。
上四方固めですと相手の手が自分の顔の前に出てくるので、この邪魔くさい手をなんとかしなくてはならず、難易度が比較的高いと思われるので。

ブラジリアン柔術の道場に出稽古に行かれてはいかがでしょうか。たしか、全日本柔道選手も寝技を強化するため、柔術家と寝技の練習をしたらしいですよ。柔術では通常のスパーリングに加え、横四方やマウントの限定スパーリングにも力を入れており、寝技での弱点を効率的に補えるカリュキュラムが組み込まれています。柔術の概念を学ぶ事により、必ず貴方のより良い新しいスタイルが生まれてくると思います。