ボクシング 「フック」の技・テクニックのコツ・ポイント 1

「ボクシング 「フック」の技・テクニックのコツ・ポイント 1」のまとめです。

まずフックで使う筋肉ですが、全身と言ったら身も蓋も無いのでとりあえずわかりやすい部位をあげます。
爪先、ふくらはぎ、膝、腿、腰周り(腹筋、脇腹、背筋)後背筋、肩、胸筋です。腕が入って無いと思われているかもしれませんが、わざと入れてません。腕は振らなくても威力は出せるからです。
フックは腕を鈎形にロックして、体幹の捻れを利用して下半身の力と共に打つパンチだと思ってます。
フォロースルーの時は腕先は使わずに胸筋を使い内側に巻き込むイメージです。
逆に最初から腕を振ってたら威力がさがると考えてます。
フックの威力はいかに体幹の力と下半身の力を効果的に合わせるかだと思います。
何かイメージしやすいやり方とすれば、バットを腰の辺りに当て肘辺りでバットを持ったまま捩る運動をやってみてください。
まあ、総合で使われてるロシアンフックならまた考え方が変わってくると思いますが。

私の場合、ロングフックは、腕を、ムチのようにしならせて打ちます、その際、拳を縦にして打つと、手首を痛めず打てると思います。

縄跳びを重めの物にするだけで手首だけでなく拳までも鍛えられます。
そしてロングフックの場合に限らずですが、力はさほど必要じゃありません。
下半身のふんばりと上半身の回転でフックをくりだしてください。