剣道 「刺し面打ち」の技・テクニックのコツ・ポイント 1

「剣道 「面打ち」の技・テクニックのコツ・ポイント 14」のまとめです。

まず、小さい面のスピードについて
打ちは手の動きに惑わされがちですが面が速い人はすり足も速いのです。
更に詳しく言うと、 売った後の左足の引きつけから、 抜けて振り返るまでが速いのです。
これについての僕の助言はここまで後は自分で研究してください。

次に、小さい面の打ちの強さについて
大きい面をひたすら練習してください。
小さい面を強く打つ練習をひたすらするより、大きい面を強く打つ練習をひたすらする方が打ちが強くなる近道といえるでしょう。

最後に小さい面の当てる場所について
左拳で、相手の面を殴るような感覚で面打ちをするといいでしょう。
これは忠告なんですけど、
「当てなきゃ、当てなきゃ」とあせってしまい あごがあがってしまわないように。

小さな面うちの時の右手の動きは掃除の時に「はたき」でポンポン本棚などをたたく動きと同じです。そのイメージを忘れないでください。
あと、枕やクッションなどを前に置いて、それを小さくたたきまくるという練習法もあります。
その際には、右手は親指と人差し指ではさむだけというイメージです。
左手を絞って動かすので、最初はコツがいるかもしれません。

剣道に必要な筋肉をつけたければ、ビール瓶に砂を入れて振っていると効果的です。
私は、カルピスの瓶に砂と釣り要のおもりを入れて、持つところにテーピングを張って、テレビを見るときなどに振っていました。これで中2の時に1000本素振りを3セットやってから練習をしても疲れない筋力がつきました。

面が遅いというのは、相手の喉下に突きつけた剣先が、そこから外れる時間が長いという事です。
ギリギリまで振り上げない意識を持って、手首をやわらかく使い打ってください。

一本にならないのは、打突の機会に無いからかもしれません。
小さな面は、相手が打ちに出てきた所に合わせるからこそ、打ちが小さくとも有効打突と認められます。