ボクシング 「フリッカージャブ」の技・テクニックのコツ・ポイント 3

「ボクシング 「フリッカージャブ」の技・テクニックのコツ・ポイント 3」のまとめです。

いきなりフリッカーというんではなく、しっかりしたジャブがどんな体勢でも(上からでも下からでも体を振ってからでも)打てるようにマスターしてからフリッカーは習得すべきだと思います。

リーチがない選手でも、踏み込みの早さや肩を前に素早く出すというやり方で左は先に当てられると思います。
それにフリッカーを効果的に使えるとなったら大きな武器です。

逆にリーチがあってもパンチや体にスピードがなかったり、打った後グラブを下げたままだと打ち終わりにリーチのない選手からカウンターを浴びることになってしまいます。

2発、3発で終わるワンパターンにならないようにも留意すべきですね。

トーマス・ハーンズにのフリッカーですが

あの人はアマからプロの終わりまでの試合で
使っているジャブは実は普通の素晴らしいジャブが
ホトンドでフリッカーを有効的に使った試合の率は
実はそんなにも多くないのが実際の所で

負け試合やキケンな試合のとき程強いジャブに
こだわる、すなわちフリッカーにこだわった時が多いのです
何十年も基本のジャブをやってきたハーンズですら
フリッカーでミスを多々犯しています。

ハーンズ=フリッカーはマンガおかげで実際よりも
誇張と固定が行き届いてますね
本来ハーンズはジャブの名手であらゆるジャブを
柔軟に使い右ストレートで一刀両断に伏せます。
フリッカーより普通のジャブが人通り打てるように
なってからフリッカーもやる感じが良いでしょう

因みにフリッカーについては
本当は身長よりセンスのほうが大事です。
センスが無い人が使うとあっという間に
倒されます。

身長を生かすなら普通のジャブの方が
相手にとって厄介です
しかもセンスに関しては少しでも
非常に効果的です。

そしてそれこそがハーンズの基本で
フリッカーはその中のエッセンスの一つです。