極真・フルコンタクト空手 部位鍛錬「スネ・脛」を鍛えるコツ・方法 3

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砂袋を使って脛を鍛えるには、実戦さながらの蹴る形で、脛で砂袋を蹴り込みます。砂の量は最初は軽めから始め次第に重くしていきます。50㎏なもなれば触り心地はコンクレートに近くなります。蹴り込む回数は100程度から始め最終的に1000回程度蹴り込められるようになって初めて稽古の開始です。コツは渾身の力を込めて蹴ることです。手加減して蹴るくらいならやめておいた方が宜しいかと思います。3年続ければ武道家に近い脛はえられます。自分でつくるより市販品の砂袋のほうがお手軽ですが、表面が弱いので若干工夫は要します。南京袋を二重三重に重ね無菌砂を詰めても容易に作れます。また、かつてわたくしの通っていた道場では大型トラックのタイヤが置いてありました。うまく固定できるのならばタイヤで脛を鍛える事は出来ます。ちなみにムエタイでは普通サンドバックを蹴り込むことで脛を鍛えます。

一人でやるにはビール瓶が一般的ですが…やはり自分で蹴り込む砂袋(コンクリートを蹴る痛さがあります)が一般的で実戦的でしょう。

思い出すだけで痛みを感じて来ます。

辛いですが血が出るまで蹴り込んで下さい(いやホント思い出しました。大変です。)

初めは古タイヤで十分ですよ。
半分に切って柱に縛り付けて蹴ってください。

何をしたところで一月や二月で結果が出るものではありません。

柔軟、筋トレ、拳足鍛練…。

これらは半年~数年先を見据えてやっていくものです。

空手の世界に20年以上いてそれなりに拳足を鍛えていますが、演武の試割りで瓦やブロックを正拳や肘で割る時には怪我防止に手ぬぐいを掛けますし、バットをまとめてローキックで折ると三日くらいは腫れていますよ。

最後に、拳足鍛練に関しては、皮膚が破れて血が滲むまでやった後には必ず消毒してください。