極真・フルコン空手 「後ろ回し蹴り」の技・テクニックのコツ・ポイント 6

「極真・フルコン空手 「後ろ回し蹴り」の技・テクニックのコツ・ポイント 6」のまとめです。

元々、一本を取るのが大変難しい技だということは、ご承知のことと思います。
モーションをスタートしてから、技が決まるまでの時間が、通常の蹴りに比べて長いことと、後ろ向きになるため、相手から目離してしまい、途中で軌道修正ができないことが理由です。
そのリスクを軽減するためには、回転力をつけて始動してから当たるまでの時間を短くすることと、後ろ回しだと気づかれないように、左ローなどのフェイントを入れてから蹴るといいと思います。
下半身の強化と、柔軟性の強化は必須だと思います。
回数を蹴り込んで、スピードを上げるようにがんばってください。

上段でしたら、相手の首の位置まで踵が上がったら踵を自分側に引き寄せる事です。
つまり相手の首を踵で引っ掛けて更に引き寄せるようにするとインパクトが強くなります。
中段でしたら、180度回って蹴るのではなく、230度まで回って蹴ると良いですよ。
相手は蹴られる寸前に右後ろ回し蹴りでしたら、右方向に逃げますので追いかける感じで蹴り足を先に送ります。
そのためには軸足を相手の左足の前辺りに踏み込んでから蹴ると追いかけられます。
上段でも同じ事が言えます。
何れにしろスピードが重要です。

足だけでけるのではなく腰を張ってけるようにすればリーチも伸びます。

ワンツーとかで近づいてから頭の後ろを蹴るようにすると決まりやすいです。