「剣道 「胴打ち」の技・テクニックのコツ・ポイント 7」のまとめです。
竹刀を真上から右下に振り切るイメージで、その時しっかり手の内を右に返す(竹刀の弦が左真横を向く状態する)ことが上手く打つ秘訣です。
打った後は、剣先が自分の前方に向くようにすり抜けていくのです。
刀で、竹を切るつもりで、胴に当たるまではそのつもりで、それから、胴に当たれば、押し切りのつもりで体を持って行き、相手の近くで、カッコよく竹刀を抜きます。間合いも考え、左手を竹刀に滑らして右手に付けて、あるいは左手は少し竹刀から離れても構わないから、体は相手の態勢もあるので、難しいですが、少しでも、無理に竹刀を自然に扱っている感じを出して抜いて、一応終わりです。そこから相手に向かって間合いも考えて中段の構えになり、いつでも打てるといった自然体になってください。
振りかぶったあと、相手の左ひじを切り落とすようなイメージで打ちます。
●胴は、よく左手を右手に寄せて打つように指導されますが、全日本選手権など見ていても、左手を寄せて打っている選手はほとんど見たことがありません。
左手を少し寄せると打ちやすいってだけだと思います。
寄せない人も多いと思います。
京都の八段の先生は、少し寄せて胴を打っていました。