「柔道 「背負投」の技・テクニックのコツ・ポイント 7」のまとめです。
自分より背が低くても背負いは入れますのでおもいきり相手の懐に入ったら自分の腰を相手の膝にあてがって最後まで技をかけるようにしてください。
途中で止めると返されてしまいます。
バリエーションとして釣り込み腰・袖釣り込み腰も覚えるとかける技も広がるので良いと思います。
また大内刈りや大外刈りも相手の崩しと入りが甘いとかかりません。
相手の重心まで自分の腰(重心)を近づけると同時に技に入ってください。
それと自分より小さい相手には支え釣り込み足や払い釣り込み足も有効です。
この技も覚えると乱取りでの幅が広がります。
また相手を崩すにも有効です。
背丈が同じならいいのですから、相手と同じ高さか低めに重心(腰)を持っていくと楽になると思います。
現状は背負い投げに関しては直接持ち上げているために持ち上がらないのだと思います。腰の位置が低くなれば支点ができますので可能に成ります。
刈りに関してはテコを使えず足だけかけている状況と考えられます。普通はテコの原理で転がしますが、相手のほうが低いため、テコの支点が相手の体より上にきてしまい、通常より大きな力を入れないと動かす事ができないのではないかと思います。
相手の肩を上手く動かせれば動くはずです。
ケンカ四ツだとお互いの足の並びがハの字になりますよね。
このハの字を完全に開いてしまって、相手と自分が一直線上で且つ同じ方向を向くように仕向けます。
釣り手が内側、引き手は外側になります。その上で、真横にスライドして背負に入ります。もともと同じ向きを向いているので回転はしなくていいので無回転背負と呼んでいます。
この方法だと真横に並ぶ過程で突っ張る方向に力がかからないので、釣り手を突っ張って防ぐことは出来ません。
真横に並ぶようにするのは簡単ではありませんが、私は支釣込足などで牽制してそういう形を作っていました。
その他は連続技で足に意識させて突っ張らせないとか、組み際に掛けるとか、駆け引きの部分でも選択肢は増やしておくほうがいいでしょうね。