少林寺拳法 「足刀蹴り」の技・テクニックのコツ・ポイント 1

「少林寺拳法 「足刀蹴り」の技・テクニックのコツ・ポイント 1 」まとめです。

練習方法としては、柱や壁に捕まりながら、下段への足刀蹴を練習して正しいフォームを身につけるのがよいと思います。
最初から高い位置を蹴ろうとするとバランスが崩れ乱れたフォームになりやすいです。

蹴り足は「膝をへそ前に上げて」から、「腰を入れて」「足刀で押し切る」ように蹴る。
重心は軸足の親指側に載せる。
しっかりと押し切って、素早く戻す。

練習法としては、

伸脚の際に伸ばす足を足刀蹴の形にしたり、適当な高さのバーに足を載せて(人に持ってもらっても良い)ストレッチ。
足刀の形とそのバランスを覚える。

・低い位置から少しずつ慣らす。
・ゆっくりと足を上げて蹴る。
・金的蹴・前蹴・回蹴・足刀蹴をゆっくりと4段蹴り。
慣れたら、スピードアップ。
ここまで出来れば、バランス感覚はだいぶ良くなっていると思います。

自分の道場では、足の親指と人差し指を交差させて人差し指側の4本の指をにぎるようにして、かかとをだきるだけ前に だそうとしろと言われています。
そうすると、固定されて安定した状態で蹴ることができると思います。

そして、できるのであれば、蹴っていない方の足を蹴る瞬間にかかとを相手に向けるとバランスがとれると思います。
コツは腰を入れることです。

さらに、天地拳6系ならば蹴った後にすぐ、かくりつをするとバランスが取れると思います。
かくりつのコツは蹴っていない方の足に素早くぶつけることです。