極真・フルコン空手 「かかと落とし」の技・テクニックのコツ・ポイント 2

「極真・フルコン空手 「かかと落とし」の技・テクニックのコツ・ポイント 2」のまとめです。

かかと落としは、ただ足が落ちるだけの勢いではダメです。

インパクトの瞬間に、腰を支点に上半身を反らせて足を落とす勢いを瞬間的に高めます。
上半身を反らすタイミングがちゃんと合えば、バチーンッと極まるようになるハズです。

高い蹴り技が得意だった先輩曰く
「振り上げてから振り下ろすタイプの踵落とし
(高い前蹴りの蹴り上げ→踵落とし)は
慣れている相手だと、頭部をガードしたまま
体当たりされたりするから注意」
「俺は、半身の体勢から弧を描くようにして
振り下ろすタイプの方が当たりやすいと思う
(後ろ回しタイプを含む)」

「狙う箇所は、頭部に当たれば一番良いが、
的が小さい上に相手が素早いと外すことも多い、
頭以外にも「首筋を刀で切るイメージで」
首から鎖骨を狙うことが多い」
「相手がガードじゃなくバックステップで
かわしたときは、振り下ろした足を踏み込み
足にして反対の足で前蹴りやローに行く」

だったとおもいます。
私は身体が固くて、踵落としは不得手だったので
先輩のお話の引用で失礼致します。

踵落としは当てるタイミングも大切です。
足が上がりきった上死点の近くで当てようとしても威力は出ません。
上段回しと同じくらいの距離でしっかり加速がついていれば威力が無いなんてことはないと思いますよ。

空手では身体を前へ前へと持っていく人が多いのですが、後方に反らせることで踵が加速します。
基本的には単発で奇襲気味に使いますからね。

トレーニングよりは反復練習ですよね。