極真空手・フルコン空手 「上段回し蹴り」の技・テクニックのコツ・ポイント 7

「極真空手・フルコン空手 「上段回し蹴り」の技・テクニックのコツ・ポイント 7」のまとめです。

○蹴りの練習
胴体が先に動いて、後から足の先が動くのでは無く、足の先から動いて、それに導かれて胴体が動くようにする。
(最終的には同時に動きます。)

○当てる練習
①スパーリング中に、上段回し蹴りや、後ろ回し蹴りを色々なタイミングで出してみる。
②稀に上手く決まる事があるので、その時の感覚を掴むようにする。
③再度、スパーリングの中で試してみる。
(これを繰り返す事で、技が決まるタイミングが無意識で分かる様になります。狙って出した技は殆ど決まりません。)

よく突きで初動を消すことが大切と言われますが、こと蹴りについては初動を消しても、モーションが大きく、動き始めてから、相手に蹴りが到達するまで時間がかかり、かわす時間の十分あります。
もちろんジョギングなどして足腰を鍛え、その時間を短くするのも良いですが、即効性を求めるなら、やり方は主に3つあります。
①相手を崩す
連打で相手をのけぞらして回し蹴りなど
②見せかける
前蹴りと見せかけて回し蹴りなど
③意表を突く
試合開始と同時のファーストコンタクトや至近距離、または全く蹴らず終盤で突然蹴るなど

御自身に合った方法をお試しください。

まぁ、パンチやローからの連携が一番無難でしょうか。
あとは身体を柔らかくして、どんな時でもハイを狙いにいけるようにすること。

派手な技はそれだけかわされやすいという事ですから、ローに見せかけてハイ、ハイと見せかけてロー、といった蹴り分けができるようになると良いです。
(後ろ廻し蹴りの場合、足刀蹴りとか裏拳といった選択肢もあります)
技のバリエーションを増やし、狙いたい派手な技に照準をあわせられないようにするわけです。