居合道 「自主練・自主トレ」のコツ・ポイント・方法 2

「居合道 「自主練・自主トレ」のコツ・ポイント・方法 2」のまとめです。

自主稽古の方法にはいろいろあります。
自宅でできる範囲の稽古も自主稽古ですし、指導する先生がいない場所、時間にやるのも自主稽古です。

指導者は特に新しいことを弟子に教えるためにいるわけではなく、間違っていたらそれを指摘し、正すためにいます。指導してもらっている先生の目の前だけで稽古することも悪いことではありませんが、自主稽古の成果を見てもらう場でもあります。

自主稽古の具体的な方法は、素振りでしょうか。今稽古で使っている刀を使わないと意味がないと思うかもしれませんが、木刀でも十分です。家具や壁、天井、床を傷つけないように気を付けてやってください。
基礎筋力の強化も必要です。ムキムキになる必要はありませんが、足の筋肉は絶対に必要ですし、重い刀を振るにも、手首や腕の筋肉を鍛えておくことは怪我の防止につながります。

通勤、通学は電車やバスでしょうか。立っているときの工夫で、移動時間にも筋トレできますし、つり革を柄だと思えば手の内の稽古になります。やろうと思えば毎日稽古できますよ。

多少間違った動きでも、必要な筋肉、動作自体の質は上げられますので大いにやるべきかと思います。
正確な動作とは、ソコにあるものではなく、また指導者が教え寸分たがわず教えてくれるものではなく、自分でつくるべきものだと思っています。

悪い癖とは、骨格等で自然に発生するもので、先生に付きっ切りで教えてもらっても、出るものだと思っています。(実際には何が正しくて、正しくないのか良くわかりません。先生のレベルにもよりますが)

逆に悪い癖を作るくらいにやらないと、教えられても吸収できないこともあります。

初心時は量です。とにかく注意点を反芻し回数を行う。頭・イメージで行う。
卒業したら質でしょう。体で行う。

一人でしても、誤ったことをしないように、一人で練習します。

身に付いたかどうかを確かめるには、一人で練習しないと解かりません。