「伝統空手 「刻み突き」の技・テクニックのコツ・ポイント 3」のまとめです。
あまり、脚や腰を気にせず、相手に本気で当てるようにキザミを打ちましょう。
これが一番近道ですね。寸止めをやっている人は膝の抜きだの腰だの意識しすぎです。
ちゃんと刻みができるようになった時、結果的に膝の抜きができていると思った方がいいですよ。
距離は出るけどスピードが遅いってのは鍛錬を積めばできるようになるので、ちゃんとやることをおすすめします。
ちなみに空手は一朝一夕になるものではありません。
自分は大学に入る前に父親に4年間教えてもらっていたのですが、全然肩の力が抜けませんでした。
でも、監督にお前は突きの軌道はできているけど肩の力が抜けていない。これは正拳突きの鍛錬を積むことによってだんだん抜けてくる。お前の場合はあと1年で肩の力が抜けると言われました。
距離を出すためにも膝の抜きをいかす工夫をすべきでしょうね。
それと地面蹴ること自体が悪いわけじゃなく、タメがあって相手に予備動作としてさとられることがまずいので、
タメずに蹴らないように「蹴る」というか押し出す感じというか。
とにかく前膝の抜きと同調させて後ろ足も有効活用すればいいのではないでしょうか。