柔道 「大外刈り」の技・テクニックのコツ・ポイント 9

「柔道 「大外刈り」の技・テクニックのコツ・ポイント 9」のまとめです。

刈る際、足の甲を脛と平行にすると同時に膝の関節も伸ばす事で、一本の棒と化します。
こうする事で足全体に力が伝わり易くなります。また大きな効果として、棒化した足は大きく振る事になります。
振りが大きいと言う事は結果的に、相手の軸足を根こそぎ刈り上げる。
事になります。残身は振り切った足が後方に跳ね上げた格好になります。
しかし、刈る際に足首や膝の関節が曲がると威力は1/10に減り、技も綺麗に決まりません。

膝をまっすぐ伸ばすのは 大外刈りは相手との間合いが遠い場合が多く、飛び込んでさらに遠い相手の足を刈るためです。
練習では足を振り上げるのも実践で届きにくいのを届き易くする為です。
つま先を伸ばすのは、鋭く刈る為です。カカトで刈るのとつま先で刈るのと自分で確かめてみたらわかるかと思います。

大外刈りにおいては、大きな力を加える為にまっすぐ伸ばし刈り倒す。
刈りきるというのが大事です。