「柔道 「払い腰」の技・テクニックのコツ・ポイント 18」のまとめです。
しっかりと相手を崩しきちんとそして素早く体捌きをして投げればかかります。
ただ、相手も防御するので単体では掛かりにくいことは確かです、それは払い腰だけでなく全ての技で言えます。
ですから、連続技で相手の重心を崩して掛ける、あるいはこちらが入りやすい体勢にするために相手を動かす。ということになります。
相手の動きに合わせれば単体でも掛かります。
上手く相手に合わせることができなければ連絡技で相手に合わせるようにします。
打ち込みが出来るということは、形は出来ているということだと思います。
乱取りや試合では、相手も投げられまいとして頑張りますので打ち込みとは違うことになります。
じゃあ、どうしたら投げられるか?
力の差があれば、強引にでも引きつけて投げられますが・・・そうでない場合は、相手の力を利用するあるいは相手の重心移動を捉える事が大切かと。
実際には、例えば相手を押したりすれば(大内刈りなどの技でもOK)相手は反射的に重心を前へ持ってきます。
そこで、払い腰に入る。
払い腰で大切なのはきちんと相手と胸を合わせること。
払う足は相手の踝付近で自分の足の親指が畳を擦る感じです。
そして、相手の脚を払う瞬間は右の払い腰なら自分の顔を左後方へ向けること。これ大切ですよ。あとは、打ち込みを毎日数多くすることです。
最低でも一日300~400回程度はしましょう。そうすれば、柔道に必要な筋力や持久力、瞬発力が自然に身に付きます。
疲れたからといって、力を抜いてしてはダメですよ。