柔道 「払い腰」の技・テクニックのコツ・ポイント 14

「柔道 「払い腰」の技・テクニックのコツ・ポイント 14」のまとめです。

返し技が得意でした。
重量級の払い腰はモーションが大きくてタイミングが読みやすかったです。
(といってもパワーがある上に返す体が大きかったので返せるまでに至るかどうかはまた別問題でしたが)
技の崩しが弱いと受け手も動きに自由が利くので、返しやすいです。
これはかけるタイミングも重要ですが、引き手以上に釣り手が重要だったりします。
釣り手が効いてると受け手の重心が浮くので「足がうまく利かない」のです。
払い腰を得意とする重量級選手には奥襟をしっかりとってから仕掛ける選手が多いのですが、
そうすると相手の動きを封じつつ密着して体重を生かした払い腰ができるのでこれはひとつの理想的な形とも言えます。
あと、かけ手のバランスが安定していないと(それを誘発する方法はけっこうあります)かけた技が崩れやすく同時に返しやすいです。

払い腰っていっても、色々バリエーションがある。
その状況によって使い分けなければ、難しい。
相手は常に動いている。
相手が前に移動すれば、引き手で前へ崩して投げる。横に移動する時なら足車みたいになるだろう。
後ろに移動するのなら、大外刈りのようにもなる。
ただ、共通して言えることは、払う足に重心を乗せさせること。

払い巻き込むを覚えようとしないこと。
だいたいこれで失敗してスランプになって消えた者は数知れずです。