柔道 「山嵐」の技・テクニックのコツ・ポイント 2

「柔道 「山嵐」の技・テクニックのコツ・ポイント 2」のまとめです。

西郷四郎の山嵐は、西郷四郎の独特な足の指で相手の足のくるぶしを掴んで投げるので、他の者は真似が出来なく、現在の試合ではたまたま偶然に形が山嵐になるぐらいの技で、幻の技なんです。逆襟を掴むのは投げやすいからという単純な理由だと思います。

山嵐は”技”ではなく西郷さんの
組手から変化を含む”戦法”全体だったから。

便宜的に逆襟の払い腰を山嵐の形にしているけれど(腰技)、
三船久三さんの山嵐なんて、完全に体落としだし(手技)、
文献によっては変形の大外刈りとして記載されてるし(足技)。
想像するに、巻き込みもしてただろうしね(捨て身技)。

現在の柔道では考えられない要素があったのではと
推測しています。

例えば、逆手に取った手の肘が張っていますよね?
あれで顎あたりに当てているのかも知れませんし

さらに逆襟に掴む事で体が入るので、巻き込んでいる
のかも知れません。

蛸足は難しいですが 手のように感覚を高めることで吸い付く足裏をつくることは可能です。

柔本来の体づくりです。

合気道の稽古でいえば相手に持たれた手が離れなくなれば、こちらが持つときも吸い付く感じで技ができてきます。

足もそうです。