居合道 「自主練・自主トレ」のコツ・ポイント・方法 1

「居合道 「自主練・自主トレ」のコツ・ポイント・方法 1」のまとめです。

私は若い頃、剣道の他に小さな流派で居合と剣術を教えてもらいましたが、
慣れれば、六畳程度の室内でも、座居合(座った姿勢からの抜刀から納刀まで)
の練習はできるようになります。

念のため、室内は出来るだけ片付けた上で、ごくゆっくりとした(これも難しい)
反復練習のみするといいかもしれません。
また、居合刀は模擬刀であっても世間の目が厳しいので、木刀(これも
世間の目が厳しい場合は竹刀でも)で、夜に無人になる駐車場や
公園で、抜刀・納刀以外の素振りをする手もあります。
(鞘付き木刀であれば抜刀の稽古も出来ますね)
また、室内の抜刀納刀向けに、少し短め(鍔先二尺二寸未満)
の居合刀準備して使うという手もあります。

また、私は室内での稽古用に、
「赤樫八角片手素振刀」
を愛用しています。これであれば、室内であっても、全力で
素振りが出来て安心です。

まず
「やってみよう、はじめてみよう!」
と決心されたその心を大切にして下さい!
先輩曰く
「居合道は、怠けさえしなければ、二年間の稽古で
初段が取れる。また、一人の稽古でも基礎を疎か
にしなければどんどん向上できる武道だ」
とのことですよ。

自主稽古はするべきです。というか、自主稽古こそが本当の稽古です。

道場で教わったことを自宅で思い出しながら(毎回メモを取るのが吉)稽古して、次の道場稽古でまた動きを修正してもらいます。たとえ間違った姿勢で稽古していても、一週間やそこらではクセとして定着はしません。定着する前に道場で修正してもらうのです。

練習方法は、道場で稽古している内容をやれば良いです。流派は存じませんが、居合なら恐らくは一人で行える型を教わっているはずです。
あとは、もっと力を付けたいと思うなら筋トレをするのもありですし、鍛練棒を振っても良いでしょう。太刀筋を整えるためにひたすら模擬刀で素振りをするのもありです。

自主練習でおかしな癖がついたらいけない
と誰もが考えることがあると思いますが、
それでもやはり自主練するべきでしょう。
「正しく出来ていないかも知れない」と
認識さえしていれば、仮におかしな動きで
練習を重ねてしまったとしても、修正は
ききます。

特に指導者を目指す人は必要です。
自分の失敗や、ひとり稽古で戸惑ったり感じた
違和感が指導者の立場になった時活きます。

ひとり稽古をしてこそ本当に自分に集中出来
ますよね。「身についたり」「気がついたり」
する時間になると思います。練習方法は普段の
稽古から基礎を中心に。