極真・フルコンタクト空手 「自主練・自主トレ」のコツ・ポイント・方法 3

「極真・フルコンタクト空手 「自主練・自主トレ」のコツ・ポイント・方法 3」のまとめです。

実際の試合は、緊張から異様にスタミナを消耗します。
試合の勝敗は後半のスタミナ次第になります。

私のお薦めは、鉄アレイを両手に持ってのランニングです。
普通は、5kgを持って5kmを30分以内が合格ラインです。

20歳代で選手なら10kgを持って10kmを一時間以内が合格ラインです。

余裕が有れば、2段飛ばしの階段ダッシュもやってみて下さい。
足を横から出さずに、真っ直ぐ前へ出して下さい。

これが出来れば試合での勝利は決まりです!

試合前ですと・・・家ではトレーニングなどせずゆっくりと風呂に入ってストレッチして疲労回復+減量(体重コントロール)に努めます。やるとしても減量のための軽めのランニングか散歩30分程度ですね。
これは道場での練習に体力を取られるためで、オーバーワークによる故障を防ぐ目的です。施設と練習相手に恵まれてる道場で、いつもの練習量の2倍程度やっておくほうが家でやるより何倍も効率が良いのです。
道場の練習目安としまして、ミット蹴り(サンドバック含む)30分~1時間、組手30分~1時間(30人組手~50人組手相当)・・・これだけです。
どこの道場でも「試合前特別練習」はあるとは思うのですが、足りないと感じるときは稽古終了後に道場生に声を掛けてぶっ続け(30分程度)で組手やミットなどやると、時間的にも手短でいいでしょう。

内容はミット蹴りはとにかく受け手にプレッシャーを掛けてもらいそれをを後ろへ後退させる感じで行います。これで当り負けしない練習となり、突進力と組手によるスタミナUPが期待できます。畳のラインなどを利用し押し負けたら拳立て50回など罰則ルールを設けると面白いですよ。試合でのラスト30秒は押し負けしてると印象が悪くなり判定に悪影響が出るからです。

組手はダメージ軽減・とにかく周りこむ事・相手の動きを読むことなどテクニック系に重点を置いたことを良くやっていました。筋トレ系をするなら、この練習が終わった後に拳立て・ジャンピングスクワット共に100回×数セット程度で良いとは思います。(私のフルコン道場では200回ほどやらされました)

この程度やると、家でトレーニングする体力は残っていないとは思います。

>主に持久面と打撃力、キック力を鍛えたいの思っているのですが
自宅でやる場合として・・・これは試合前ではなく「普段の練習でやる物」ではないかな?試合直前に筋トレした所で本番までの効力は薄いです。それなら決まってるウェイト(ベスト体重)+5キロ程度に体重を保ち、1~2週間でリミット体重に落とすほうが筋肉量として多いし、スタミナもそう減らず持久力が保てるはずです。
リミット体重に足りず増やす場合はかなり難しいので「間違っていない栄養学」など取り入れる必要があります。

体重のコントロールも試合に勝つための重要な要素の一つです。