極真・フルコン空手 「正拳突き」の技・テクニックのコツ・ポイント 10

「極真・フルコン空手 「正拳突き」の技・テクニックのコツ・ポイント 10」のまとめです。

競技を考えておられるなら、脇を締めてまっすぐ前に出す。ひねりながら。
肩を出さない。上げない。

実際に当てるなら、壁に拳を押し当てて、押してみてください。
基本どおりなら、肩が後へズレル時もあります・・・
これは実際に当てる場合は、力が逃げていきます。
このようにならないためには、当然肩が上がってはいけません。

あえて、下手な突き・・と言われる事を書きます。
壁を押して、肩を下げると力がハラに伝わり、足の裏まで伝わる・・・全身で突く(押す)様な感覚があります・・・立ち、臍下丹田が重要といわれるのはこういうことがスタートと思ってます。
実際に、前屈立ちの相手の胸を正拳で腕を伸ばし押してみてください。
多分押せません。
押せるようになった姿勢が、重要です。押された相手が拳が痛いといえば結構なものです。
興味があったら、お試しを・・・但し、先生から姿勢が悪い、肩が前に出ている、ヘタになった、我流だ・・こういわれる可能性は高いので。

実際に突きは奥が深く、呼吸、全身を使いますので、一言では言えません。
私は相手の腹に本をはさんで、当合いをしています。
下手な突きは、当たった瞬間に手首が折れ曲がったり、逆に押し返されたり・・・顔に当たれば別ですが、実際の相手の腹に効かす突きは、難しいです。
当てられた瞬間に、腹筋を緩めると効かなかったり・・表面をバチンバチン当てても皮が痛いだけ・・・貫通する突きは怖いですけど。

相手の身体を突き抜けるイメージです。
伸ばしきるけど実際に身体にヒットするのは8割くらい伸ばしたところです。
正しい形としてこぶしを握った腕立て伏せをしてみましょう。

正拳突きは、腕を伸ばしきる寸前で一気に拳を回転させると強い突きが出来ます。
タイミングを掴むのが難しいですが。