「キックボクシング 「ミドルキック」の技・テクニックのコツ・ポイント 4」のまとめです。
ミドルに限らずキックの威力は腰の回転です。
充分にタメを作り、脛をしならせるように打ち込み、インパクトの瞬間腰を入れます。
実戦ではこれを瞬時にして打つわけですが、最初は誰かにミットを持ってもらい、ゆっくり練習した方がいいと思います。
腰を入れるコツは軸足のかかとが真横になるくらい踏み込むことです。
キレのある蹴りはミットを持つ人が受けていてわかるはずです。
自宅でやるにしても、鏡を見ながらシャドーを繰り返すしかありません。
超スローでフォームを確認するようにすると、体重がどこに乗っているか、下半身からの連動ができているかなどが体感しやすいと思います。
とにかく基本中の基本である
1)軸足で蹴るイメージ
2)蹴足の膝の抱え込み
3)親指から頭頂部までの軸作り
4)蹴足側の腰の入り具合
5)鞭を意識し脱力した蹴り
を意識し稽古してみてはいかがでしょうか?
特に5)の「鞭を意識した蹴り」というのは、回数を繰り返す事で養われる感覚です。
また下半身をムチになぞらえて、持ち手を軸足、たるみを膝の抱え込みと、に当てはめればイメージしやすいかと思います。股関節と膝関節の柔軟性・ストレッチも非常に重要な要素です。