剣道 「抜き胴」の技・テクニックのコツ・ポイント 13

「剣道 「抜き胴」の技・テクニックのコツ・ポイント 13」のまとめです。

抜き胴が当たらない、考えられる原因は

①面を抜くことに意識がいってしまい、胴ではなく進行方向を向いているため胴を見ていない。
②胴を打つこと自体がまだ不安定。
③横打ち(平打ち)である。
④抜いてから打つまでが遅く、「腹打ち」になるもしくは相手に防がれる。

ぐらいでしょうか?

しっかりと相手を見て打たないとだめです。
あくまでも「胴」はいわゆる「横っ腹」なので胴の前面(お腹の部分)を竹刀ですれ違いざまに打突しても一本にはなりません。
また、左右面の用に手首を返して斜めに刃筋を通して打たないとこれも一本になりません。
打ちが安定しない(正確に胴を打つ、脇や垂を打ったりしない)と相手は面を打ってくる(動いている)状態なのでより正確に相手の移動距離なども考えてある程度先読みして打突する必要があります。
まずは基本打ちの胴で正確さを高めてから、抜き胴を使うタイミングを覚えると一本の確率は高くなります。
しかし、抜き胴は奇襲の技ですのでそればかり狙っていては絶対に一本は取れません。
たまに使うから効果があるのです。

右足は、ななめ右がいいですよ。

あと、胴位置も確認した方がいいです。

相手の竹刀を払えば、面を打ってきたり、守ったりします。
そこの隙に胴もいいんじゃないですか?

横から打たずに上から切り落とすように手首をつかって打ちましょう!!
練習方法は切り返しのときに手首をしっかり使うことです!