伝統空手 「突き(全般)」の技・テクニックのコツ・ポイント 12

「伝統空手 「突き(全般)」の技・テクニックのコツ・ポイント 12」のまとめです。

第一段階
よく子供で、近い間合いでガシガシやりながら、ちっともポイントにならない組手を観ませんか?
せっかくタイミングが良くても引手が弱かったり、拳がはずれていたり、間合いが悪かったりするとポイントにならない訳ですが、相手が避け切れなければきちんとポイントになる突きなり、蹴りなりを出すことがまずは大切かと思います。

第ニ段階
相手に隙をいかに捕えるか、ですが、相手が突こうと思った瞬間や相手が突き終わった瞬間であれば、絶対に防御をできないため、そこを狙います。
相手が突っ込んで来た瞬間、その勢いも使ってカウンターを取るか(先の先)、自分の体勢をくずさないように10cm程度擦り足で下がり、反撃します(後の先)。
一般的にはその取り合いが組手競技なんだと思いますし、組手の回数を積み重ねることにより身に着いて行くのだと思います。

第三段階
第ニ段階における先の先と後の先ですが、レベルが上がると先の先をいかに取るかが主になると思います。
高いレベルでは、本当に速いので、カウンターを狙うよりも、「相手が突こうと思った瞬間」を狙う方が、有利かと思います。

押し突きになってませんか。
上体が前かがみだと技は取ってもらえません。
上体が浮いてもなかなか取ってもらえません。
極めは出来てますか。
極めを意識してその時上体が地面に対し垂直気味で特に中逆なんかは立ち方は少し深く、目線は相手から外さず
すぐに動ける状態にしておく事とかですかね。
後は審判の見やすい位置を取る等。

剣道の試合を参考にするといいですよ。

打ちこみの鋭さ、気合、打った後の引き、
俺の攻撃で相手を討ち取ってやったぞーって気迫。

そういうパフォーマンス部分が見られてます。

なんつっても、審判は実際に殴られてる訳じゃないので
痛さとか感じませんから、傍から見てて、なんか
凄そうって感じるパフォーマンスが印象になる訳です。