ボクシング 「ストレート」の技・テクニックのコツ・ポイント 5

「ボクシング 「ストレート」の技・テクニックのコツ・ポイント 5」のまとめです。

ストレートというのはワンツーの“ツー”のことですよね。
ジャブは当たるのになかなかストレートが当たないのは、原因はいくつか考えられます。
1つはモーションの問題。
2つ目はワンツーのリズムが単調で相手に読まれている。
そして3つ目、実はこれが自分でも一番気付きにくいウィークポイントで矯正するのも容易ではない難しい問題。それは何かと言うと“踏み込みの甘さ”です。これがどういう問題なのかと言うと、自分ではそんなつもりはないのに潜在意識の中でどこか怖がっている、つまり相手に近付くことを本能で怖れている、だからツーの段階で腰と肩が入る動作に知らず知らずブレーキをかけてしまってるからスピードもタイミングも殺してしまって動く相手に当てることが出来ない。
以上のどれかでしょう。

ジャブは当たるのになかなかストレートが当たらないのは、
・力んでストレートのモーションが大きくなっている。
・力んでパンチスピードが落ちている。
・ストレートを打つタイミングが相手にバレバレ。
ようはストレートの性能が低い。

ボクシングのパンチはコントロールなんで

同じ場所を何度も叩く→赤くなる(麻痺)→青くなる(内出血 激痛)→TKO

イメージ的にはパンチ力じゃなくて同じ場所へのクリーヒットで青くなったらダウンチャンスです。

腰を回すのが早いと見られるし、コントロールがつきにくい

コントロールをつけるために手を先に始動させてから一気に腰を回し、最後はスクリュー気味に終わって、直ぐにガードポジに引く

ジャブも一直線に出して、すぐにガードポジに引きます。これで連打が速くなる。

要は

強いパンチでも当たる場所が悪いと効かない
それは弱いパンチと同じ

弱いパンチでも
カウンター気味に入ったり、急所を捉えると
大ダメージを受ける

このシステムを利用するために

急所を作成してから、スピードパンチやカウンターブロウで的確に撃ち抜くわけです。

色々な場所を叩いても試合が長引いて、急所もできません。

ストレートに限らず全てのパンチは

ノーモーション(予備動作無し)で打つのが基本中の基本です。