伝統空手 「突き(全般)」の技・テクニックのコツ・ポイント 3

「伝統空手 「突き(全般)」の技・テクニックのコツ・ポイント 3」のまとめです。

個人的には移動基本の三本突きをおすすめします。

十本やったら、正の字の一本を引くなどして数えながら、4時間ぶっ通しでやった事あります。

最初は2000本のペースでやっていましたが、腰の捻りとか、極めとか意識しながらやると、1200~1500本ぐらいのペースで落ち着きました。

やった後は結構筋肉痛になりますし、やりながら早くなっていくのが分かるので、達成感は得られます。

実際、1週間続けただけでも、移動基本で号令がかかってからの動き出しが格段に早くなりましたし、組手でも有利になりました。

上手く入らなかった時は、突きの早さ以外の原因を探すのに集中できたので、どうやって間合いに入るかとか、どの間合いが有利になるのかとか、色々考える事が出来ました。

自分なりに、

様子を見て、相手が手を出してくる距離を見極める。

その距離より少し遠いところで後ろ足を寄せて、前足に体重をかける。

前に一気に突っ込んで、上段突き

こんな感じのパターンを作ったりしました。

相討ちになったら、クリンチして足を払うとか、すぐに間合いを切るとか。

途中で相手に中段を返されたから、やっぱりクリンチにしようとか、どう考えても足腰が弱いから高負荷のスクワットでもやってみようとか。

問題点が浮かび上がった時に、それを克服するための練習を掘り下げて考えてみると、いいかも知れません。

腕に対する筋トレのメニューを増やしてみて下さい。
それと、突き手よりも引き手を意識してみて下さい。引き手を意識すれば早く相手を突く事が出来ます。