少林寺拳法 「突き(縦拳)」の技・テクニックのコツ・ポイント 4

「少林寺拳法 「突き(縦拳)」の技・テクニックのコツ・ポイント 4」のまとめです。

実のところ少林寺拳法の突き蹴りは、いわゆる人体のツボ!狙いなんですよ。
初期の段階から少しずつ教えてますが。
理解し、させているのなら縦拳とはありますが。
角度や握り、部位に応じて突き方も変化させています。
蹴りも、当然受けも然り。関節でもツボを巧みに攻めているんですねぇ。
余談。
ミゾオチから指3本上を握りを少し変えてやると、かなり危険だから禁止!!
つまり、威力やスピードは重要ですが、的確にピンポイントで当てる事が目的なんです。

拳を立てて突きをすると ガードをすり抜けられ、より早く打てます。

拳のねじって横で打つと、威力は半端ないです!

基本的に縦拳の方が、モーションが少なく早いです。しかし、肘先をひねり飛ばすような突きができるようになると、捻った突きも早くなります。
実際には慣れとか好き嫌いの問題でそんなに違いはないと思います。ただ肘先をひねり飛ばすように突くには筋力とか靭帯の強さがないと腕を痛めます。

パワーは質量×スピードなので、おっしゃる通りです。早ければ、パワーは増します。
なので横拳が遅いけど威力があると言うわけじゃありませんし、縦が軽いけど早いと言うわけでもありません
。素早いとか体重を乗せやすいとか、引きが早いと言うのはその人の慣れの問題です。
捻ったからと言って前方に向かう(相手に伝わる)物理的な威力が増す事はないです。
ただやりやすいかどうかだけです。