極真・フルコン空手 「後ろ回し蹴り」の技・テクニックのコツ・ポイント 18

「極真・フルコン空手 「後ろ回し蹴り」の技・テクニックのコツ・ポイント 18」のまとめです。

後ろ回し蹴りが苦手だという方は、柔軟性の問題よりも、まず回転が足りていないことが多いです。

本人はしっかり一回転(=360°)しているつもりでも、見ていると270°~320°くらいの「あと少し!」で回転が止まってしまったまま蹴り足を持ち上げようとしている人が多い印象です。

軸足と蹴り足を組手構えの状態から極力崩さないまま、先に上半身を360°(イメージの中ではさらに90°追加)回し切ってから、蹴り足を開放してみてください。

①輪ゴムを上下の縦方向に両手で持って、
②まず上半分をグルグルとねじり、
③下半分を持っている指を離すと・・・・・・下半分がもの凄い勢いで回転しますよね?

↑体の動かし方としてはこのイメージで試してみてください。

回転が足りていれば、蹴り足を持ち上げるのに力が必要なく、スッと軽く上がると思います。

回転が足りていなければ、腹筋と足の筋肉を使って「よっこいしょ!」と蹴り足を持ち上げなければならなくなるので、しんどいですし、上手く蹴れません。

またしっかりと上半身の回転を稼ぐためには、肘を肩の高さまで水平に持ち上げて、肩越しに背後を・・・そして相手をしっかり見ることを意識すれば、回転しやすいです。肘が下がっていると軸が折れやすくなり、回転が上手くいきません。

後ろ回し蹴りは他の技よりも、より「軸のごまかしがきかない」気がしますね。

高く足を上げたいなら柔軟を確りやって股間接を軟らかくしましょう。
それと足を高く上げた状態で数分は静止出来るくらい筋力を鍛えて下さい。

足を高く上げるには、高く上げる筋肉を鍛えるのと、高く上げられるように股関節等を柔らかくすることです。
筋肉を鍛えるには、片足を上げてしばらく静止、前と横とやれば良いです。
どちらかと言えば前より横が重要です。
1日左右5分もやれば、かなり効果が出るはずです。
柔軟は、
①風呂上がりや運動後等身体が柔らない時に
②息を吐いて、全身脱力しながら、なるべく長い時間
③なるべく多くの回数
④決して無理はせず、筋を痛めないように
⑤テレビでも観ながら
⑥開脚は臀部の下に座布団を敷くなどして、頭ではなく、おへそを床に近づける感覚で、
⑤根気よく継続する
ことです。
別に、そんなに意気込まなくても、気長に続けられれば、大丈夫です。
正しい形で蹴ることができるよう、基本は大切に学んでください。

足をあげるんじゃなくて膝を上にもっていくことが重要です、
あとは蹴りの姿勢がきたないと上がっても威力がないですね。
柔軟運動を基本にして毎回無理しずに自然とあがるところまでけることです。
ちょっとずつやっていけば足を高くあげることくらいできます。
そこから、スピードやら意識していけばいいと思いますね。
いきなり高くあげれるわけないんで
股わりが一番いいんじゃないでしょうか。