極真空手・フルコン空手 「膝蹴りの受け」の技・テクニックのコツ・ポイント 3

「極真空手・フルコン空手 「膝蹴りの受け」の技・テクニックのコツ・ポイント 3」のまとめです。

蹴り出しが分かるのであれば、脚の付け根を上から下へと撫でることで大腿四頭筋の反射を崩せるので威力は出ません。反応が少し遅れたら、相手の大腿部に肘で落としつつ、添えてで力の方向を返します。更に反応が遅れたら、体勢を考えて両手前腕で捌きます。膝蹴りを膝廻し(内回しと外回し)蹴りで捌くこともあります。距離によっては三日月蹴りで活路を拓くこともできましょう。しかし、一番大切なのは受けではなくて、片足になった相手の瞬間を捉えて攻撃することこそ重要です。留意する事は相手の膝がボディを狙ったものか、上段を狙ったものかでも自らの体勢が変わってきます。言葉では簡単ですが、実際やってみると以外に難しいところもありますので、稽古が大切です。

密着して反対に回り込む体捌きも有効です。こればかりは質的な稽古量がものを言います。

「相手の正面に立たない」「離れてロー、ミドルを主体に闘う」「出入り(ヒット&アウェイ)を激しく」くらいです。

①膝蹴りがきたら一旦引いてかわしてすぐ飛び込んで連打(ヒットアンドアウェー)。相手が怪我しやすいので練習ではオススメしませんが肘頭(肘の一番尖ったとこ)で膝蹴りを受ける。
②出来るだけ相手のサイドに回り込んで連打する。正面だと膝蹴りをもらいやすいので。
③むしろ接近戦に持ち込まないとどんどん追い詰められるので、機をみて接近戦で連打し相手が体制を立て直して攻めて来たら距離をとって再び機を見て飛び込んで連打(ヒットアンドアウェー)、を繰り返したほうがいいと思います。小柄な場合逆に活かしてスピードで相手を翻弄する。素早いステップイン、ステップアウトで常に自分の距離で戦うようにすればよいかと。