極真・フルコンタクト空手 部位鍛錬「正拳」を鍛えるコツ・ポイント 3

「極真・フルコンタクト空手 部位鍛錬「正拳」を鍛えるコツ・ポイント 3」のまとめです。

拳を鍛えるというのは、骨の強化、軟骨組織の形成、靭帯の強化です。
一番重要なのが骨の強化です、骨組織というのは衝撃をあたえて壊してもとに戻るとき骨量と骨密度が増します。

軽い衝撃でも骨密度は増しますが、空手の拳はそれだけではダメです変形させるほどの鍛え方が必要です。
したがって巻き藁を突くのは第一段階です、これを思い切り突けるようになったら、さらに硬いものに打ち付けて拳を武器化していきます、何を使うかは流派によって違いますし、秘匿されるところもあります。

ちなみにうちの流派はあるモノ(普通に売ってます)を使います。
サンドバッグは必要な筋力、靭帯なんかは強化されますが、拳の武器化ということについては素材が柔らかすぎます。

コツはまず柔らかいもの(骨折しない程度のもの)から初め、だんだん硬いものに変えていくこと。
叩くものから雑菌などがはいらないようにすること(焼いたり煮沸する)。

“鉄のような拳で殴る”という事は同時に“鉄で拳を殴られる”事になります。
皮膚を固くすればするほど、突きの衝撃は“より効率よく”自分の手の骨や手首の関節に伝わります。
正しい拳の握り方(これはとても重要です)で、拳立て伏せや巻き藁を突く練習をしておかないと、骨折や脱臼をする事になります。

硬くて微妙に柔らかい物にぶつけるのが効果的です。

個人的にはタイヤがお勧めです。
サンドバッグでも構いませんよ。

硬すぎて強く叩けない物を弱く叩いても効果はありませんからね。

拳立ては、拳そのものより手首の強化が大きいですね。