極真・フルコンタクト空手 部位鍛錬「正拳」を鍛えるコツ・ポイント 2

「極真・フルコンタクト空手 部位鍛錬「正拳」を鍛えるコツ・ポイント 2」のまとめです。

空手の一撃必殺は巻ワラにありと言われています。
板です。幅は10センチから15センチ厚さは2~3センチ、高さは深さ50センチほどに埋めて正拳で胸の高さほどです。
中にビーチサンダルのスポンジの部分を自分のみぞおちの高さにおいて縄で3重巻にします。それで出来上がりです。
スポーツ店でカタログ販売されているのを購入してもよろしいかと。インターネットでも購入できるのでは?
巻ワラを突くときは3パターンあります。
その場で
①その場で巻ワラの5センチ後ろを突き抜くように突く
②同じように突くが、突きぬいた瞬間に引きを入れて次の攻撃にそなえる
③板にジャストミートするように突き当たったらその場で拳を止める。腰の回転を利用して威力を増すために。
さらに同じようにですが、今度は飛び込みざまに同じ事をします。
拳は数回で皮膚が破けて血がでますので、あまり無理をしないように。
又拳だこができる前に軟骨が砕けますが、あまり気にしないように、すぐ治ります。
痛むようだったら痛さが取れるまで休んでください。
それより大事なのは空手の基本がわかっていないと、へんなくせのついた突きになる可能性があります。
腰から突き抜く感じです。

家で拳を鍛えるには、腕立て伏せを拳でする拳立てをします。
最初は痛いですので、畳の上等でやり、慣れてきたら、板の上でやればいいでしょう。

拳を武器化したいのなら、物を実際に叩いて鍛えることは不可欠です。そして実際に叩く練習をするためには、しっかりとした拳の握りが必要になります。ふやけた握り方ですと、衝撃が目標に伝わらず、当然ながら反作用として拳に返ってくる力をがっちり受け止めることができなくなるので、拳も鍛えられません。

硬いものをこつこつと叩くよりは、多少やわらかくとも思い切り叩けるものがいいです。まあ、座布団も悪くはないのですが、お手軽で効率も良く、拳の硬さやパンチ力まで総合的に鍛えようとするなら、拳立てが一番です。初心者なら毎日20回だけでもこれを繰り返すことがいいです。もしくは、思い切り腕を曲げて限界まで静止し、最後の力を振り絞って腕を伸ばす。こんな感じの拳立て伏せを毎日一回でも繰り返すことですね。拳立ては決して本格的な訓練ではありませんよ。最低でもこのくらいはしないと拳を鍛えるのは難しいと思います。