「極真・フルコン空手 「正拳突き」の技・テクニックのコツ・ポイント 8」のまとめです。
自分で「力が入ってるな」と感じるのはたいていブレーキになってるときです。
だからそれでは威力が落ちてます。あらゆる武道、球技などのスポーツでも「脱力が大事」と言われるのはそういうことです。
脱力といってもまるっきちチカラぬいてるわけじゃなくてアクセルとなる筋肉はちゃんと使ってるんです。屈筋をあまり使わず、伸筋で動くってことですけどね。
科学的に考えれば
重さ×スピード=衝撃力
と言う事になろうかと思いますが・・・一番大事に考えなければならないのは
距離感、当て感、間合いです
ミットやサンドバック相手に、どんなに凄い突きや蹴りを出せても
動く人間、ましてや攻撃してくる人間相手に
同じだけの突きや蹴りの衝撃力を伝えるのは至難の技です
スピードでは無く、パワーでもなく、数でもない
重要なのはコントロール、如何に「きっちり」と当てられるか?です野球のバッティングに例えると判りやすいですね
バットを持って凄まじい力で殴る事は出来ても
ホームランを打つのは極めて難しいと言う事です。自分がどの距離どの角度で一番インパクトが出せるのか?
それを研究して組手中にどうやってそれを当てるのか?
細かな足さばきや運足
膝や腰、肩の使い方等
常に考えながら稽古する(ここが大事)と答えに近付くと思います。
呼吸を意識してください。
肺に吸い込んだ息を丹田に落とすと同時に技を出します。
気合が出るとなお良いです。呼吸と技を出すタイミングが合うと、速くて威力のある突きや蹴りになります。
サンドバッグを相手に試して見てください。