極真・フルコン空手 「正拳突き」の技・テクニックのコツ・ポイント 4

「極真・フルコン空手 「正拳突き」の技・テクニックのコツ・ポイント 4」のまとめです。

“空手の威力は握力にあり。
”握力を鍛えるためのチーシー・パーサー・握瓶の稽古法が伝えられています。
三戦は開手と握拳と二種類の稽古を行い、中心から絞り込む拳をつくることが大切です。
指立ては普通の道場では普通にやります。
少々チカラが着いてきたら30回×10セットから始めて下さい。
これは補強です。
上地流・剛柔流・古式少林流などはこういった稽古法が顕著であり、大山氏は剛柔流も学んでいますね…。
尚、握力が前腕筋のトレーニングが効果的だからと言って、安易にパワートレーニングに走ってはいけません。
本物のその時の握力は整体(ととのったからだ)から生まれます。
又、両足が地をしっかり掴み根を降ろすように稽古して下さい。
ただし、握力は素質八割です。力士の中でも40㎏無い者もいたりするんですよ…。
左右上下均等であることがクンフーと違い空手では重且つ大です。

エネルギーは、質量に比例し、速度の二乗に比例します。

握力も重要ですが、威力に大きく関係するのは、拳の速度です。

インパクトの瞬間に拳を握り込む訳ですが、握力が強いと石で殴られたような感覚がありますね。

ガードの上からでも「痛い」です。

下半身で生み出された力を最終的に相手に伝えるのは拳ですからね。

握力の鍛練は必要です。

ダンベルやバーベルトレーニングをやっていると自然に握力も鍛えられて一石二鳥です。