「中国拳法・武術　「太極拳」の技・テクニックのコツ・ポイント　5」のまとめです。

太極拳の根幹を体得するには、型を「要求」通りに行う事が大切です。
腰を立てるとか、形作った前面を捻らないとか、いろいろと満たさなければならない「要求」があり、これを守って行わないとただの踊りになってしまいます。
太極拳が非常にゆっくり型を行うのは、こうした「要求」を厳密に維持し続けなければならないからです。

正しく「要求」を守った練習をして体を練り上げれば、健康法、武術用の区別無く役に立つものだと思います。

毎日やるのが基本ではないかと思います。
馬歩、弓歩、虚歩、独立歩など、下半身の鍛錬は欠かさずにやったほうがいいと思います。
体の隅々まで意識を通す、神経を接続する、という感覚が大事だと思います。
ゆっくり丁寧に、無駄の無いフォームをつくれば、それがゆくゆく「速さ」をもたらしてくれるもの、と思います。