剣道 「面打ち」の技・テクニックのコツ・ポイント 13

「剣道 「面打ち」の技・テクニックのコツ・ポイント 13」のまとめです。

単純にですが竹刀ではなく真剣をもっていると想像して相手を倒せるかです。
面が当たった時の腕の伸びかた、当たる場所。
竹刀が当たって止まるもんだと思わずにさっと相手を切り倒す感覚です。
腕が曲がっていたりしたら力が足りず相手を切り倒す事はできませんよね?
素振りで相手がいると課程して実際の面の位置より下まで振り落としますよね?
その面にあたる位置の体の姿勢がよいです。

振りかぶりについて・・・

振りかぶった時を簡単に言えば…
①左拳が前髪の生え際より少し上
②右拳が左拳より上

打つ時を簡単に言えば
①左肘を出しながらは駄目
②左肘を起点に左拳から前に出す
③剣先が先に動くようなイメージで

打ち終わりを簡単に言えば、
①面の打ちでピタッ!って止まる
②ピタッ!って止まるず反動で再び振りかぶらない

を考えて、剣道形を見て頂ければ、勉強し易いと思います。

構えの形を崩さず、左手で上方へ持ち上げます。

持ち上げ方は、素振りの数を熟(こな)して、無駄な力が入らず竹刀をコンパクトに斜め上へ持ち上げられる左手の軌道を見つけて下さい。

左手は「額(ひたい)の上ぐらい」で、剣先は水平から見て「45度かそれより大きな角度」で「天井に突き刺す」気持ちで、スッと上げましょう。

剣先が水平より下に来ると、左手小指が緩んでしまい、竹刀を右手で振り回す「当てっこ剣術」の悪癖が付いてしまいます。
あるいは、振り下ろす際に鍔(つば)が後頭部に当たり、痛い思いをします。

刀(竹刀)は「左手で押し上げて、左手を前に押し下ろす。右手で部位を切る」です。