剣道 「上段の構え」の技・テクニックのコツ・ポイント 10

「剣道 「上段の構え」の技・テクニックのコツ・ポイント 10」のまとめです。

面は上段をとってる上で必殺にして必須の技であると共に日々研究が絶えない技だと思ってます。
今まで自分も右手で少し押していましたが、右小手が狙われたり、うまく当たらないことがしばしばありました。そこで、今まで自分が一本とってきた面を研究したら左手一本で打った面の方が圧倒的に一本になってました。
そこで、今自分がやっているのは千葉仁先生(過去三回ほど全日本で優勝してらっしゃる上段の方です。youtubeで探せば動画がいくつかあります。)のような左手を常時力を入れ(打とうとし)、右手で抑制し、打つ瞬間右手を放し腰に引きつけて打つようにしています。(あくまで自分個人が打ちを研究した結果なので千葉先生がそうしてるかはわかりませんし、後々意見が変わるかもしれませんが)
そうすると今まで溜まってた分反発で強く鋭い打ちになりました。
ただしこの打ちは左手首を非常に酷使するので腱鞘炎になりやすいです。相応に片手で竹刀を操れるくらいにしてからの方がいいです。

足と打ちの一致は最初は難しいです。しかし、最初に中段で練習した時も難しかったと思ったでしょうに、もう今はできるでしょう?初心に返り、足さばき、前後左右の片手面、跳躍片手面、などを根気よくやってください。数ヶ月もあれば、少なくとも秋の新人戦には間に合うと思います。

上段は難しいですが、根気よく続ける事が大事だと思います。

面に竹刀が当たった瞬間に竹刀を握り過ぎていると、その握りがストッパーとなって、力が伝わりませんし、握っていることで、面の前面に竹刀当たり、良い音は出ないです。
手と足を合わせるのは気合いです。
「気、剣、体、一致」
と言いますよね。
手と足のどちらか遅い方を気合いに合わせると一致すると思います。
「気合い」とはただ、声を出すことではなく、剣と体を、文字通り、気を使って合わせることだと思います。
後は、うまい人の動画を見て、打突の瞬間を静止させて、その一瞬の姿勢をイメージして自分も同じように打てるようにすることです。