伝統空手 「刻み突き」の技・テクニックのコツ・ポイント 10

「伝統空手 「刻み突き」の技・テクニックのコツ・ポイント 10」のまとめです。

寄り足での刻み突きならば、後ろ足を素早く引き付けること。背中方向に引き付ければ流し突きになる。そういう柔らかな身体動作による刻み突きを覚えましょう。

全体重を乗っける刻み突きと、ジャブのように間合いを確かめる刻み突きがあります。

スイッチからの刻み突きで全体重を乗っけると、逆突きよりも威力が出ます。

上段刻みは捨て石、布石、繋ぎとしてみて下さい。

下がらせる、受けさせる、という○○させる=操作のための技で、当たれば儲け物…といった所でしょうか。

中段が上手く死角に入るように使えればいいですが…。

こちらが先手で攻撃するには、ワンツーありき、かと思います。
ワンツーの使い方は1通りではなく、相手や状況により変化できると思います。

例として
・刻みは牽制で、次の逆突きを狙う。
・刻み突きの前に、さらにフェイントや攻撃、防御を入れる。
・場外を狙うため、大きめに攻撃する。

>例えば上段刻みをした際に、相手が前に出てくれば、その後の中段は詰まってしまいますし、

状況がよくわかりませんが、これは相手が、かなり上手かと思いますので、ワンツーは失敗かと思います。

>相手が後ろに下がった場合には、上段の連突きであれば効果的ですが、中段は上段に比べて、遠くまで拳が届かないので、やはり中段は決まりにくいと思います。

これはもう一度ワンツーを行い、場外狙いがいいかと思います。