ムエタイ 「ミドルキック」の技・テクニックのコツ・ポイント 1

「ムエタイ 「ミドルキック」の技・テクニックのコツ・ポイント 1」のまとめです。

ムエタイの一番代表的な「廻し蹴り」ですが、相手に当てる部分がムエタイでは足のすねです。
ちなみに空手では足の甲や足指の付け根の上足底(中足)です。

それもすねの骨が当たらないように爪先を伸ばさず普通に立っているように、すねと足の甲が90度に近い形で当てます。
こうすればすねの骨をすねの筋肉が守るのです。

脚自体も空手はいったん膝を曲げて足をたたんで、膝を抱え込んでそこから足を伸ばして当てます。
ムエタイはどちらかというと脚を伸ばして、脚を放り出すようにして当てて行きます。

1、とにかく蹴り脚を出す前に腰を前に出すように心がけることです。

2、そしたら、軸足のつま先回転を結構意識してやります。

3、ムエタイのミドルは下から突き上げること、そして軸足の回転につられて横に軌道が向いてきます。

4、腰に引っ張られる感じで、腿が動き、膝から先は一番遅れて着いてきます。

腕を蹴る攻撃はムエタイでは一般的ですが、ダメージを与える事が目的であればボディを狙うのが基本ではあります。脇腹、レバーへ放つ左ミドルは絶大な威力を誇ります。

腕を蹴り潰す場合、硬い肘を避けるくらいであまり細かく場所を意識することはありません。無論蹴り足をキャッチされぬ様注意する必要はありますが、腕の骨よりも脛の骨の方が硬く丈夫なため多少雑に扱えるのは無視できない利点です。

前腕にしろ上腕にしろ、複数被弾し続ければパンチが打てなくなりガードが上がらなくなり、最悪の場合骨折に至ります。