ムエタイ 「ミドルキック」の技・テクニックのコツ・ポイント 8

「ムエタイ 「ミドルキック」の技・テクニックのコツ・ポイント 8」のまとめです。

例えばオーソドックスの場合、左前足で強く蹴る時には普通にスイッチしますよね。

あれを、熟練者は「腰を切る」事によって最少限の動きのスイッチをしているわけです。

左ミドルなら左腕を右前に振ると同時に左足をワンステップして、左腕を逆に振ると同時に蹴りを放ちます。

文章での説明は難しいので、鏡を見て反復練習あるのみです。

前足で強い蹴りを出すように練習すれば、自然に身につくと思いますよ。

サムゴー氏はある雑誌の記事で「僕は練習で特別なことは何もしていない」と述べていました。確かにサムゴー選手の蹴りは凄まじい威力がありますが、無名の選手であってもムエタイ選手は押しなべて蹴りが強いですよ。これらは全て気が遠くなるような練習量の賜物でしょう。

ムエタイの回し蹴りは、重心を軸足に残したまま
遠い間合いから蹴るためにああいったフォームになります。
メリットはとりもなおさず、
「顔面パンチへのカウンターを防げる」ことです。