極真・フルコンタクト空手 試し割り「瓦割り」の技・テクニックのコツ・ポイント 1

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日々の手足の鍛錬は不可欠です。私は初心者の頃は漫画雑誌を10冊ほどガムテープでまとめてたたいていました。慣れてきたら石の階段など力が一点にならない物をたたき続けました。ブロックを1枚割ったら自信がついて試し割りが好きになっていきました。いずれにしても時間をかけて鍛えていきたいものです。はじめから割れるものなら話は別ですが、本当にやるのでしたら近道はありません。日々の鍛錬あるのみです。

実際の話、瓦割りの2枚や3枚、バット折りの1本くらいは素人でもできます。

ただ、できる訳がないと思っている間はできません。

自信を持って振り抜けるかどうかです。

割れなかった折れなかった時はムチャクチャ痛いですからね。

その恐怖に打ち勝つ性根があればやれますよ。

パワーが無ければ出来ないのでパワーが必要、それにスピードが加わればもっと良い

しかし、力が有ってスピードが有っても拳が弱ければ拳が砕けるので、拳も鍛えないと出来ない。

瓦そのものを目標とするのではなく、瓦の向こう側、地面まで一気に打ち抜くつもりで振りぬくこと。
腕力で殴るのではなく、体重をかけること。
拳で殴ると手を痛める危険が高いので、掌底で打つこと。

この辺を守れば、人並みの体重と運動神経があれば、瓦の一枚や二枚なら素人でも割れます。特に、一番上の打ち抜く意識を持つことがコツです。(打ち抜く意識を身に着けるための練習だ、とも言えると思います。)
昔、学校に交換留学としてスウェーデンの学生が来た際、空手部の見学に来たのでやり方を教えてやってもらいましたが、ちゃんと割れてました。

ただ、試割りに使ってる瓦やレンガはそのために作成されたものなので、普通に建築資材として使われてる瓦やレンガを砕くのは無理です。
特に最近の建築資材はムチャクチャ頑丈で、上空数千メートルから降ってくる拳大の雹が直撃しても壊れない、とかそんな強度を誇ります。そんなもん人間が素手で砕くなんて無理です。