中国拳法・武術 「太極拳」の技・テクニックのコツ・ポイント 1

「中国拳法・武術 「太極拳」の技・テクニックのコツ・ポイント 1」まとめです。

上達を望んでおられるのでしたら、基本部分の自己練習をお勧めします。
5分でも10分でも良いので毎日練習することです。 続けることで必ず上達できると思います。
練習メニューとしては、例えばですが、
①準備体操(身体の筋肉や関節をほぐす)・・・・・5分
②スワイショウ(身体を緩める)・・・・・10分
③立禅(調身・調息・調心)・・・・・5分
④套路・・・・・5~15分(24式なら1回か2回?)

その他、基本練習としては「歩法」や「立身中性」の練習は必要と思います。
先生の動きを真似ているだけでは、正しい歩法や身体の姿勢は身に付きません。(動きの見える角度が違うからです)
どういう風に身体を動かせば良いかは、本から学べます。
太極拳関係の本は沢山出ていますが、初心者の参考になる本は少ないです。
私のお勧めは、「ひとりでできる太極拳健康法」、「誰にも聞けない太極拳の『なぜ?』」:真北斐図著(実業之日本社)です。

本当に太極拳を伸ばしたかったら基本功はよくやるべきです。柔軟性もつくはずですし、技に対する理解も深まります。

体作りは套路と推手を通じて、体の使い方と伴に学ぶものです。

武術基本功がどれを指すのか分かりませんが、長拳をベースにまとめられた物は表演や若者向けの体力増進用ですので、太極拳の体作りには合わないはずです。

スポーツのストレッチと太極拳での柔軟ではやり方も違いますし、意識の使い方も違います。
太極拳は自然を求めるので、無理に足を上げる必要は無いのですが、長年正しくやれば自然に高くなります。ただ跳ね上げる上げ方ではないので時間はかかりますが。

教室では時間の都合や先生の方針で、簡単に流している可能性があります。武術の先生であればストレッチでもやればなどとは言わず、正しい柔軟を要領や呼吸、意識、目的など併せて見せて教えてくれるはずです。