極真・フルコン空手 「下段カカト蹴り」の技・テクニックのコツ・ポイント 2

「極真・フルコン空手 「下段カカト蹴り」の技・テクニックのコツ・ポイント 2」のまとめです。

上手くやれば一発で効かせられますよ。
私の場合は斜め上から腿に落とすイメージで当ててます。
蹴り脚に力が入っていると中々上手くいきません。

特別に練習したことは無いですが、スパーで使ってるうちに
試合でも使えるようになりましたよ。

打たれなれてない人間が、ヴァレリーが得意な人間に蹴られたら一撃で効かされますよ。
すさまじい痛みで膝をついてしまいます。
でね、体鍛えて痛い思いして蹴られ慣れてくると、食らっても耐えることが出来るようになるんだけど、攻撃重視の感覚でカットしたりステップでかわしたりずに受けてると、ダメージが蓄積して後で酷いことになります。
例えば組み手でローを効かされても程度により2・3日から1週間ぐらいあれば回復しちゃいますが、ヴァレリーは1・2週間から1ヶ月は回復するまでかかっちゃいます。
車に乗るときは手で曲がらない足をあげなきゃならないし、しゃがめなくなりますから。
なので仕事に支障が出る人もいますんで申告してヴァレリーなしでの組み手をやる人もいるくらいです。
なんせ蹴られた所がコブになるから。
と言う感じで有効だから試合で使う人が多いのでしょうな、僕のところだと子供から壮年まで流行ってます。
ただ僕は組み手ではタイミングだけ合わせて当てませんけど。

あと練習方法はシャドーでもミットでもサンドバッグでも普通にやればいいんで。
ヴァレリー当てるための突きからのコンビネーションとか、ヴァレリーから突きとか、ヴァレリーの得意な選手の映像を参考にしてみて。
コツって感じじゃないけど、打ち終わりに合わせると当てやすい。
それからバリエーションも膝蹴りしてからのヴァレリー、逆ヴァレリー 、逆ヴァレリーは前足へのヴァレリーをフェイントにして空振り、返す刀で掛け蹴り風に踵で奥足を蹴るやり方、あと中段ヴァレリーとか、下段の後ろ回しとか、いろいろなやり方があるから研究して組み手で試して、ただ痛いからタイミングやスピードはいいんだけど当てるときは抜いて加減しないと嫌がられると思う。

ヴァレリーキックって呼んでます。
習得が比較的難しい技だと思いますが、
使っている人は結構います。
一般的に腿を狙ってけります。
ローキックがコツコツ効かせていく技なのに対し、
この技は一発で効かせることができます。