「極真空手・フルコン空手 「前蹴り」の技・テクニックのコツ・ポイント 6」のまとめです。
突きでも蹴りでも、単独で練習しているときは、肘、膝が伸びきらないように伸びきる寸前にブレーキをかけます。
伸びきりすぎると肘、膝を痛めます。ミットを突いたり、蹴ったりするときは肘、膝が伸びきらないので、痛めることはありません。
前蹴りのイメージとしては相手に対して刺すように蹴ることです。
中段の前蹴りを分解して説明すると、後屈立ちから膝を水平になるまで上げ、それと同時に脹脛が腿の後ろ側に付く位まで足を引き付けます。
そこから一気に目標に対して底足をぶつけます。
このとき足首は真っ直ぐに伸ばし、足先は指を上に向かって90度上げ、足の裏の丸くなっている部分を相手にぶつけます。
ぶつけた後もすぐに膝を下ろさず必ず引き足を取ってから元の構えに戻します。
最初は早く蹴ろうとしてすくい上げるようになってしまうと思いますが、癖になってしまうと直りにくいので今の内から意識して稽古すると良いと思います。
金的蹴りとの使い分けに注意しながら稽古してください。
膝を一旦引き上げから前に足を蹴りだします。
初心者なら、動作を分けてやるのが良いです。