剣道 「抜き胴」の技・テクニックのコツ・ポイント 8

「剣道 「抜き胴」の技・テクニックのコツ・ポイント 8」のまとめです。

胴は腰のひねりで斬るように抜けます。

部位に当たる瞬間に腰を右に45°程ひねれば、剣先が抜けます。

のまま剣先を前方に持ってくればOKです!

家で練習するなら、柱などに胴を打った形で竹刀を当て、そこから足を動かさずに腰のひねりだけで竹刀を抜いてください。
左手がヘソの前に固定されていれば、引っ張られる形で竹刀が抜けます。

胴の苦手、下手な方に共通していることは腰の回転で胴を抜いていない、打突部位をちゃんと目視していない、相手の胴を抜いたことに安心して相手から目を話して明後日の方向を見ている、竹刀の軌道が下もしくは横から出てきている、手首の返しを使えていない、胴を打つポイントが自分に近いなどです。左右胴の切り返しをやることで上から切り返しの面と同じ角度で胴を打つことにより竹刀の軌道、手首の返し、打突部位を目視することが修正出来ます。
慣れてきたら稽古の中で飛び込み胴や払い胴、面抜き胴を打ち腰の回転で胴を切り抜けるを意識して下さい。
最終的に面を誘う攻めから面返し胴で相手の面を自分の前で受けて返せれば胴打ちは自信がつくと思います。

決めにくいのが胴ですが、隙が出やすいのも然り。拾得したいですよね!
面も小手も極端に言えば縦の振りだけで入るけど、胴は相手との距離が著しく縮まるので、手首の返しが重要になってくると思います。
体と足さばきも竹刀を抜ききる為には不可欠ですが、手首の柔軟性が高いと抜けます!