相撲 「吊り落とし」の技・テクニックのコツ・ポイント 1

「相撲 「吊り落とし」の技・テクニックのコツ・ポイント 1」のまとめです。

相手の横や後の方が、抵抗されにくいので吊り上げ易いですが、その昔、吊りが得意な陸奥嵐は、四つ相撲の展開から相手が出る力を利用して吊り上げました。
足腰も大事ですが、吊りは意外と力を入れるタイミングの駆け引きです。
千代の富士や朝青龍は力の差を見せつけて吊りましたが、陸奥嵐や栃若の頃の相撲に見られるタイミングによる吊りが、本来の吊り技であります。
吊りは相手を持ち上げるより、相手の足を土俵から離して抵抗出来なくするのが目的です。
吊り上げたその先の展開は土俵の位置により、落とすか、出すか、強引な投技か、外掛けになります。