護身術に生かせる武道・格闘技 1

「護身術に生かせる武道・格闘技 1」のまとめです。

護身術なら短期間で一定のレベルに達する速さが重要。速習性こそが最も大切です。
以下はその点に絞って書きます。

ならばボクシングです。

長く鍛錬を続ければ、空手やキックボクシングなどの方が、蹴りや膝蹴りもあり、多くの状況に対応できるとは思います。
しかし、技が多い分だけ、一定の技量を身に着けるのに時間がかかります。(最低2年くらいかな)

人間にとって最も器用かつ、素早く動かすことが出来て、力の入れ方にも慣れている部位はやはり『手』です。
その手に特化して鍛錬するので、他より早く初級者レベルには達せます。

逆に最も護身術に向かないのは、意外でしょうが合気道だと思います。
精緻な技法が初めから多く、身体操法が日常生活と違いすぎるため、
素養ゼロの人が一定レベルになるのには5年程度かかるのではないでしょうか。

ワンパンチでひるませて、ダッシュで逃げる。
これが最も実用的な護身です。

護身術ということは、下記のことを想定しておかないといけません。
・相手が武器を持っている
・相手が複数
・時間、場所を選べない
・過剰防衛を注意しないといけない
・ルールがない
・不意打ち有り
・受け身などの防御を重視

これらに対応した稽古を全て行なっているであろう、格闘技や武術はあまり有りません。
最初からこれらへの対応を目的にしているものというと、

功朗法

クラブマガ

システマ

などでしょうか。合気道や少林寺拳法もかろうじて引っかかると思います。

無論、ほとんどの格闘技や武術は護身術的要素を持っています。
本人の心がけ次第で充分有効に活かせるでしょうが、訓練を受けてない状況に即応できるほど、人間は便利には出来ていません。
なので有利不利を言えば、上記のような最初からそういう訓練を取り入れている格闘技や武術のほうが、護身術的には有利といえるでしょう。

護身ならキックボクシングか空手ですね。

ボクシングも体力面やパンチ技術がすばらしいけど、素人相手とかなら
ローキック、空手なら下段蹴り。
足を鍛えてない人なら確実に効くので キックか空手をオススメします。

パンチは素人でもとてつもなく強い奴とかいますし。