弓道 「胴造り」の技・テクニックのコツ・ポイント 3

「弓道 「胴造り」の技・テクニックのコツ・ポイント 3」のまとめです。

丹田に力をこめる。丹田とはヘソと恥骨の中間点です。お腹全体に力をこめません。胴作りは肛門を閉め 脚の内側の筋肉を使って身体を安定させます。 これをすることで腰を押されても動じない姿勢が出来ます。弓を引くすべての動作はこの安定した姿勢から生み出されます。

足踏みは足を踏み開いたあと大腿部(ふともも)を閉じる力を加えるようにしてください、枕を挟み込むような感じですね、そうすると自然に丹田に力が入って上体が安定してしっかりした銅造りが出来ます、足踏みから銅造りというのは騎射のイメージではないかと思います、馬上で立ち鐙(あぶみ)を踏んで鞍を挟む、そう考えると的前射の的の高さが人の胴の高さ位になりそうなので射場の造りにも納得ができますが、銅造りが出来ないと背筋で弓を引いたとき尻が出てしまったりするので丹田に力を入れろとかいいますが、丹田に力を入れる一番簡単な方法が足を閉じる力を入れることだと思います、足を閉じる力を入れ続けるように意識してください、気を抜くと足の力も抜けます、あとは常から良い姿勢を心がけてください、そうすると所作の全てが綺麗に見えます。

腰周りに力を入れるように意識すると良いかもしれない。
腰骨とへその少し下を通る円の部分にベルトがきつく締まっている感じ。
ベルトが締まっていると自然と力が入ってるような感じがします。
でもこんな感覚が最初からいきなり習得出来る人なんてほとんどいませんし、焦る必要は無いです。

胴造りの際に『腰を入れる』。『腰を入れる』とは簡単に言えばお尻の筋肉に少し力を入れて丹田のあたりを少し前に出すことです。最近の弓道人は猫背から来たのか、腰が少し後ろめにある傾向にあります。背筋を伸ばすと自然と腰が入るので、意識して腰を入れてみるといいと思います。