極真空手・フルコン空手 「横蹴り」の技・テクニックのコツ・ポイント 3

「極真空手・フルコン空手 「横蹴り」の技・テクニックのコツ・ポイント 3」のまとめです。

横蹴りにあまり柔軟性は必要ないですね

コツですが、右脚で蹴るとします
1.膝を高く上げる
2.膝を上げたときに、すねに力を入れて足の甲を引く(この時に足刀を作る)
3.身体を左にねじりながら馬蹴りのようにかかとで蹴るイメージで脚を突き出す
※足刀を作るときは、足の親指を上げ、他の指は握るようにし、足首を内側に向けて力を入れます。

文章で伝えるのは難しいですね
きれいに決まるとかなり威力があり、大変危険です。

流派により異なりますが、フルコンタクト空手の場合、足の親指を人差し指の上に上げ、足首返し「足刀」と呼ばれる自分の足の小指と踵を結ぶ外側の線を使って蹴ります。
よって、股関節の柔軟性と同様に、大腿筋やハムストリングス、腹斜筋、膝周り、足首の柔軟性も重要となります。

横蹴りに特化したストレッチとしては、胡坐の姿勢で両方の足の裏を股関節前で合わせ、両膝を床に付けます。
これができたら、この姿勢のままで頭を前に倒して床に付ければ、横蹴りに必要な大腿筋、仙腸仙骨の柔軟性が備わります。

後は、壁に手をついてのY字バランス、腿上げ、座った状態で足を四の字に組んでの足首回し等でしょうか。

上段の横蹴りの華麗さを目指す場合は、筋トレで言う所の「サイドベンド」の姿勢で左右の掌底を床に付けるストレッチも有効です。

蹴る時のコツは、蹴り足よりも立っている足(軸足)に体重を乗せること、蹴り足の膝をなるべく身体の真ん中の線(臍あたり)の持ってきて、バネを使って蹴り込むこと等でしょうか。

ストレッチは股割りとか脚を横に上げたりすれば良いと思います。蹴り方は流派によって異なるけど、足の指は拳を握るように丸め、踵で蹴る感じで出せば良いと思います。
足の指を丸めるのは、足刀部を固める為です。
他の流派じゃ親指だけ上げて、他の指は丸めて足刀部を固めるところもありますが、引っ掛かったり当たりどころを間違えるとつき指するする場合があります。

最初はぎこちなかもしれませんが、慣れれば自然と出るようになります。