「極真空手・フルコン空手　「前蹴り」の技・テクニックのコツ・ポイント　9」のまとめです。

蹴り足を走らせるなら蹴り終わりで腰を入れた状態から足を戻して床を蹴る。
（よっこらせってならないように。）

スウィッチの要領です。

このイメージがあれば速くなります。
バットスウィングのように足を振ると遅くなります。

スキップしながら左右の前蹴りをやるという練習もありますが、
文字で動作が伝わるか微妙。。

この手の説明で誤解されやすいのは、床を蹴るというのはジャンプしたり
どっこいしょってスクワットする訳じゃないという事。

重心が上下すれば遅くなります。

沢山空蹴りをすることだと思います。
補助的には筋トレやダッシュ等、いろいろ効果はあると思いますが、やはりスピードを速くするのであれば基本の蹴りを数多くやる事です。
それによって、力の入れ所も身体が覚えますし。

当たった時の威力を付けたいというのであれば、サンドバックやミットへの蹴り込み、ウエイトトレーニングも必要だと思います。

ダッシュなどの筋トレや空蹴りも必要ですが、
基本に立ち返ってフォームの確認も大事です。
膝をしっかり上げて突き刺すような意識で蹴ると、足先の軌道は直線に近づき早くなります。

速度と威力だけを求めるなら、蹴り足で体ごと踏み切るつもりで地面を蹴り、ほぼ同時に軸足の踵を返して身体ごと前進しながら蹴るという方法もあります。